治療された方の症例紹介や腰痛対策ストレッチなどのコラムも

腰の治療症例紹介・コラム

本日の治療症例紹介 CASE-No.98|ILC国際腰痛クリニック(大阪)コラム

患者様

 60代   男性

これまでの患者様の経過について

 

 2年程前にぎっくり腰。過去に2回程ぎっくり腰の経験あり。

 近医にてブロック注射しているが、効果感じず。ここ半年ほどで症状増悪。

 歩行時も5分程度で痛み出現し、歩けなくなった。

 症状改善目的のため来院。

 

治療前の症状について

 

 右腰痛・右臀部・右大腿裏腓腹部裏側に痛み

 

・治療前の痛みレベル

下肢しびれおしり
痛みの度合い8838

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

主な痛み部分-腰

 

 前屈:可能

 後屈:可能

 圧痛点:L3/4,4/5,5/s

 ラセーグ:なし

 咳、くしゃみ:なし

 間欠性跛行:あり

 

・日常動作

 

 寝返り、長時間の座位もやや困難を要する。

 通勤電車などで立っている状態・階段の上り下りで症状強くなる。

 

 

画像及び所見について

 

  • L4/5-椎間板ヘルニア
  • L2/3,3/4-椎間板変性 膨隆

 以上のことが画像上認められます。

・椎間板ヘルニアによる脊柱管の圧排で、激しい痛みの原因の可能性が高い。

 L2/3,3/4の膨隆により痛みの原因の可能性がある。

 

治療について

患者様と相談の元、L2/3,3/4,4/5にセルゲル法を施行

治療は小寺医師が行いました。

治療は30分程度で終了

回復室で休憩後、歩いて帰院されました。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

※この患者様のケースの費用:セルゲル3箇所=1,540,000円/3箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事

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